
オフショア開発は聞いたことがあるでしょうか?
現在日本のIT人材の人手不足が大きな問題となっています。
そこで出てくるのがオフショア開発です。
そこで特に人気のあるベトナムオフショア開発について自分の
調べた範囲で紹介していきます。
海外の企業にIT開発をアウトソースすることで、「開発コストを削減する手法」のことを言います
最近は日本企業が主に東南アジアなどの優秀なエンジニアかつ
人件費の安いことをメリットとして日本の業務を委託することも
増えてきたのではないでしょうか?
今回は僕が調べたことをもとにメリットデメリットなどを
お伝えしていきたいと思います。
なぜ今ベトナムオフショアなのか?
今ベトナムは経済的に急成長して続けており毎年GDPもぐんぐんと伸びつ続けています。
さらにベトナム政府も国としてIT産業に力を入れており
(1) IT 企業に対する優遇税制概要
IT 企業に対しては、ベトナムが特に発展を促している業種であることから非常に魅力的な優遇内容となって
おり、優遇税率 10%が 15 年間に渡り適用され、かつ 4 年間免税・その後 9 年間 50%減税が適用される。優
遇税率および免税・減税の起算の考え方は上述の製造業と同様である。
SMBC・ベトナムレポート~税務編より
国としてITに力を入れていこうということが見て取れます。
ベトナム人の日本語力
ベトナム人は日本語を勉強している人は年々増加傾向にあります。
一つの理由として技能実習制度があります。

日本で働くベトナム人が増加、技能実習生は国籍別1位にとなっており
平成29年現在では45%と約半分を占めています。
計算すると約12万人のベトナム人が技能実習生として日本に来ているということになります。
これだけたくさんの人が技能実習制度利用して日本に来日しています。
もちろんなかなか日本語を覚えるのは難しいですが、今後もベトナムにおける日本語の需要も
増加しそうです。
ベトナムオフショア単価
まずはベトナムの平均月収を見てみましょう。
VIETJOより
ベトナムの労働者の平均月収は約242USD(約2万7000円)
となっています。
ベトナムは調査対象国76か国中57位で、アジア太平洋地域では13位となった。
これはアジア太平洋地域平均の7分の1以下という数値です。
続いてベトナムのITでの平均月収
についてみていきましょう。
VIETJOVIETJOより
IT企業における実務経験者の給与レンジは、
- 701~1000USD(約7万5000~10万7000円)
- 501~700USD(約5万3600~7万5000円)
- 251~500USD(2万6900~5万3000円)
他の業種に比べて一段と高くなっています。
労働者の転職理由の上位には給与と福利厚生が挙げられていたりもします。
ベトナムオフショアまとめ3つ
1 人件費の安さ
同じ給料の日本人と比べると人件費を3/1~4/1に減らすことができる。
日本人1人に対して、ベトナム人3~4人雇える。
大幅なコストカットができるということです。
2 比較的に日本語学習者が多い
もちろん言葉の壁は大きいので少しデメリットという部分として
捉えられることもあるでしょう。
3 これからも日本語学習者が増加する
技能実習制度を使い技能実習生として
日本に来るベトナム人が急激に増加傾向に
あるのでこれからもチャンスは広がりそうです。
今回はここら辺までにしておきます。